2024年12月6日、女優の中山美穂さんが自宅のでお亡くなりになりました。
人気女優であり、54歳という若さでの急逝。
非常にショッキングなニュースに、世間では悲しみの声であふれています。
今回は、中山美穂さんの死因について調査。
一般的な浴室での死亡要因や、持病の悪化がなどから、亡くなった原因を調べました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
中山美穂が浴室で亡くなっていた!
当日、ビルボードライブ大阪で開催する公演のため、午前9時に品川駅で関係者と待ち合わせ予定でした。
ただ、いっこうに姿を現さなず連絡も取れないことを不審に思った関係者が自宅のカギを持つ知人と共に自宅を訪れたところ、浴槽にかがみこむ状態で倒れているところを発見されました。
「ミポリン」の愛称で呼ばれ、80年代は女優やアイドル、そして歌手として爆発的な人気を誇った中山美穂さん。
髪型やファッションを真似するファンも続出。
中山美穂の死因は何?
中山美穂さんは浴室で亡くなっていたということなので、複数の原因が考えられます。
転倒事故を含め入浴中の死亡者数は1万9千人という推計データもあり、また浴槽での溺死は4,750人に達します。(令和3年度)
一般的な浴室での死亡原因は以下の通りです。
- ヒートショック
- 浴室熱中症
- 急激な血圧変動
- 飲酒後の入浴
- 持病の影響
中山美穂さんの死因についてはどうだったのでしょうか?
ヒートショック
温かい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動する際の急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、意識を失ったり心筋梗塞や脳卒中を引き起こす現象です。
特に冬場(11月~2月)に多く、交通事故で亡くなる人数の3倍以上というデータもあります。
8割以上は65歳以上の高齢者ですが、40代や50代が亡くなるケースも多くなっています。
12月6日、東京都の最低気温は5℃で、冷え込んでいました。
寒い脱衣場や浴室で血圧が上昇し、温かい浴槽で血管が膨張し血圧が低下。
大きな血圧の変化がヒートショックを引き起こす要因です。
浴室熱中症
研究によると、42℃以上のお湯に30分以上浸かると、体温が3℃以上上昇。
意識障害や熱中症を引き起こすリスクが高まります。
温かい室内から寒い脱衣所で服を脱ぎ、浴室へ。
その状態で長時間、温かい浴槽につかると血管が膨らみ血圧が急激に下がります。
その血圧の変化により気づかないうちに意識がなくなり、溺死するという事故が起こっています。
またこの状態から、急に立ち上がり「めまい」を起こして転倒するということも起こります。
急激な血圧変動
上述のとおり、入浴時の血圧変動がヒートショックを引き起こす原因になります。
特に冬場は、屋外と屋内でも温度変化が大きくなる時期で、急激に寒くなる11月~12月頃は、体が対応しきれず負担が大きくなりがちです。
血圧は自律神経に支配されていると言われ、入浴などの温度変化のような外的要因だけでなく、ストレスなどの心理的な要因でも大きく変化します。
2024年はコンサートのため、精力的に全国を忙しく回る日々を過ごされていました。
ベテランとはいえプレッシャーを感じることもあったでしょう。
飲酒後の入浴
アルコールを摂取した後の入浴は、血圧の急激な変動を引き起こすため非常に危険です。
飲酒によって血圧が一時的に下がり、その後の温度変化(寒い脱衣所から暖かい浴槽への移動)によってさらに血圧が変動します。
この急激な変化が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす確率が上がります。
若い頃はお酒を飲むことがなかった中山美穂さん。
飲めると分かってからは、お酒が大好きになったようです。
実は私、30歳まではお酒が飲めない体質だと思っていたんです。でもあるとき、とても高価な日本酒をいただいたら、飲むことができて。それで「あ、私、お酒飲めるんだ!」って(笑)。そこからまずは、ワインにハマりました。
穏やかな性格でニッコリしながらお酒をおいしそうに飲んでいたことで知られる。
6日、午前2時半のLINEを最後に連絡が途切れていたことが分かっています。
(朝7時のLINEは、既読になりませんでした)
持病の影響
持病がある場合、入浴中の死亡リスクが大幅に増加します。
特に心血管疾患や脳血管疾患を抱える人々は、入浴時に心筋梗塞や脳卒中を発症する可能性が高くなります。
中山美穂さんの公式サイトでは、12月6日のクリスマスコンサートを体調不良のため中止することを発表。
長年、子宮筋腫を患い婦人科に通っていた中山さん。
中山美穂 子宮筋腫“消失”を報告
女優・中山美穂(44)が30日、長年患っていた子宮筋腫が「殆ど無くなってました」とツイッターで報告した。3月にはツイッターで子宮筋腫を告白し、「筋腫の細胞を自分の身体の中で壊死させていく処置」を選んだことを明かしていた。
引用:www.daily.co.jp(2014/6/30)
2014年には、治療が成功して子宮筋腫がほとんどなくなったと報告されていました。
子宮筋腫は、筋腫が多くなればなるほど再発リスクが高くなるとされています。
子宮筋腫核出術では、筋腫が小さすぎて取りきれない場合もありますし、小さな芽のようなものまでは核出できないので、何年か後に再発することはしばしばあります。
引用:uf-note.com
【追記】中山美穂は事故死
12月8日、所属事務所がコメントを発表しました。
《検死の結果、事件性はないことが確認されました。また、死因は入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明しました》
最後に|中山美穂の死因は何?
今回は、中山美穂さんの死因について調査しました。
1980年からミポリンの愛称で親しまれてきた中山美穂さん。
54歳の若さと、「最近までテレビなどで元気な姿を見せていたのに」ということで非常にショックを受けた人も多いと思います。
筆者もその一人です・・・。
中山美穂さんのご冥福を、心からお祈りいたします。